2011-03-07

しょうがっこう   「墨」


小学校レポート続編
ついに残すところあと1回になったアトリエ
やぁっと彼らの扱いにちょっと慣れてきたところなのにな!

でもいたずら悪がきっぷりは衰えず、むしろ春の日差しと共にパワーアップ★
「ねーなめていい?墨なめていい??」
「折り紙折ってー!僕には水色で折って!!」
「わたしにはピンクで!」
「ナツーこれあげるー!」(キャラクターの輪ゴム)

誰かがしゃべっててもお構いなし
とりあえず言いたいことは言う!言わなきゃ!ていう
ある一定のガヤガヤに達したところで、先生の雷がドカン★と落ちます
(美人なのも手伝って、すごい迫力です)
たまに隣のクラスの先生の雷も聞こえてきます


そしてお習字のアトリエでは、漢字をしました
まず漢字のぬりえのようなもので試し書き
そして、カラフルな薄い紙に好きな漢字を書いてもらう
一字でも二字でもOK!組み合わせの意味が変でもOK!
でも意外にちゃんと正確なことばだったりしていました
わたした漢字は 日 月 山 谷 林 人
日が目になってしまって、「間違えちゃったー」てべそをかく子もいたけど
「すごいねー新発見!それもひとつの漢字だよ」って



アトリエの大半をしめたお習字、気にいってもらえたようです
それにしても・・・
どうしてこんなにも手が墨でまっくろなんだろう・・・と毎回首をかしげて学校を出るんですが
こどもたちもまっくろ、わたしもまっくろ
いたずらで歯までまっくろな子もいました 笑
そんなこんなで爪のあいだの黒いのが常に残ったまま!

最終回には紙芝居などを予定していて、家で練習中・・・
おじいさんとおばあさんの声がなかなか難しいんですよー

でも次で最後なんて、なんかさみしいなぁ

Dior, Eiffel,,,

週末のはなし

ボンマルシェにてDior展を観てきました★
小さいながら、ミラーを効果的に使った展示で楽しかったです



今期のDior香水のCM、ナタリー・ポートマンが美しい!
現在フランスで公開中『BLACK SWAN』の演技も素晴らしく美しかったです
バレエダンサー役の不安な心理描写も見事でした
心理サスペンス映画、でもダンスでも魅せられる映画
しっかり作りこんであって、観ごたえあります!



そしてボンマルシェのグルメ館、グランデピスリーでは試食祭り
フランスの各メーカーにまじり、日本からは大塚製薬のソイジョイ、京都のマールブランシュが!
ジャポンブームなんでしょうか
「わたし大豆きらいだわー」ってフランス人マダムたちがゆっていたけれど
(わたしも個人的にはソイジョイよりカロリーメイトの方が好き)

そして第一日曜は毎月恒例の無料デイ
今日はケ・ブランリー美術館へふらりとバスの旅
アジア・アフリカ・アメリカ・オセアニアの、つまり西欧以外の文化展示の美術館です
中の照明がうすぐらくて、とにかく目がしんどかった!
会社でもまっくらな中、パソコン画面の光がぼうっとついている状態で仕事をする同僚たち
すぐに電気をつけたがるわたし
そしてすぐに窓を開けたがるわたし
・・・
小さな小さな文化や構造の違いはいたるところで見受けられます 笑

ケ・ブランリー、織物やアクセサリーが素敵でした
目をしょぼしょぼさせながらでしたが、なかなかおもしろいミュゼでした
そして美術館を出て振り返ると、愛しいあの方がお出まし・・・



エッフェルさん!
あったかくなったら、ふもとでピクニックしたいです

2011-03-04

春っぽい



気がつけばだいすきな3月です!

お久しぶりです
すみません。。。日記の更新が滞ってました


先日、エンジニアの学校と同じ敷地にあるホテリアーの学校の試験に参加しました
いつもお客さんとしてレストランに通っていたら、先生といっしょにお客さん役として呼ばれました
ラッキー★

緊張でカチコチのサービス担当
お水を出し忘れたり、パンのタイミングが遅かったり 笑
審査員の先生たちが思わず横から口だしする場面も
とりあえず声が小さくて、説明が聞き取れませ~~ん!
たぶん緊張のせいだろうけど
自信持ってがんばって!!と心の中で応援
でも最後のデセール、バナナのフランべは炎にも冷静に対処していて感心しました
カラメルの部分もとてもおいしかったです



レストランで働くこと自体、フランスと日本ではだいぶ違う気がします
お客様=神様である日本と、そうではないフランス
レストランに限らず、サービス業全般において言えることですが・・・
どちらがいいとかではなく、まったく別物として捉えてしまいます

レストラン関係の職業訓練学校卒だと、フランスでは職にも食にも困らないという大きな利点が
例えば文学部の院卒だと、仕事が見つからないひともたくさんいるそうです
すぐ仕事に直結する何かを身につけていることは、これからもっと重要になってきそう
あぁ、耳が痛いはなしです・・・笑

さ、春に向けて日差しが強くなってきた今日このごろ
風はまだまだ冷たいものの、なんだか元気がもりもりと!

今月はまたいろいろレポートできればとおもいます★

2011-02-20

マルモッタン



雨の土曜日
朝一番でお見送りのあと、またもやぎりぎり終了直前のモネ展へ
今度はマルモッタン美術館

こんなに降るとはおもわず傘を持ってこなかった
列に並んでたら、うしろの老夫婦が傘にいれてくれた
「日本に行ったことあるのよ」
「もう15年前のこと。それはそれは素晴らしかったわ」
「秋だったから、もし次があればぜひ春に行きたい」って
帽子の似合う素敵なご夫婦でした

この美術館では、やわらかな光のなかでモネの作品をみることができます
建物も素敵で、床は石だったり木だったり、手入れもよくいきとどいてます
ところどころにモネの言葉が展示してあって、その言葉たちも心地よい

一目みた瞬間、その前から動けなくなってしまった一枚の絵
〝Londres. Le Parlement. Reflets sur la Tamise.”
(ロンドン。国会議事堂。テムズ川の光の反射。)

水面が光り輝いて、空はうすく雲が散らばって、その瞬間をわたしも知ってる、これ知ってる!すごい!
夕暮れ時のほんの一瞬に訪れるあの時間なのか
あるいは朝、太陽がのぼりはじめるあの時間なのか
どちらなのか、またもっと別の時間帯なのかはじっと見つめたけれどわからなかった
上の絵ですが、絵ハガキだとやっぱりまったく別物・・・
ぜひ生でみていただきたい!

展示をぐるっとみて、また最後その部屋に戻ってきてしばらくぼーっと対峙していた
”イギリスの田舎じゃなく、とにかくロンドンが大好きだ”
モチーフと光を求めて旅をしたモネ
晩年の絵は赤茶色が多く、怨念めいたなにかさえ漂ってきそうだった

実はこのモネ展とグランパレのモネ展は開催期間がかぶってました
つまり同じ絵は一枚もないということ
(同じシリーズやモチーフの絵はありますが)
どちらもほんとうにとてもとても素晴らしい展示だった

なんの縁なのか、後期の大学院の研究テーマは「ゾラとモネ」
教授からは、オルセーとマルモッタンに何度も足を運ぶようにといわれている
なんとも嬉しい課題
同時になんとも深すぎるテーマ・・・
はて、無事レポートが提出できるのでしょうか
ドッキリしています

2011-02-18

スーリー

フランスの大きな闇のはなし

RERでもメトロでも、スリに気をつけるようにとさんざん案内を流しています
でもいざ被害にあうまで、やはりどこか他人事でした
そして実際遭遇して、基本的に「盗られる方が悪い」認識であることを痛感
警察の対応も冷たくて、それが被害者に対する言葉!?とびっくり落ち込んだのでした

ただ、まったく関係ないのに警察まで一緒に証言に来てくれたフランス人もいました
その子の正義感の強さが、この件で唯一の救いでした
もしこの子がいなかったら、一体どこですられたのかもわからず、さらに取り調べが長引いたはず
こんないい子もフランスにいるんだってわかったことは、ほんとに心が震える出来事でした
果たして自分が同じようにできるのか・・・

このスリ事件を通して、フランスの社会の仕組みや闇についても考えさせられました
毎日RERで物乞いをするおとなたち・こどもたち
スリをしないと生きていけないひとたち
次から次に巧妙になっているその手口
そして間違いなく後ろにいるであろう闇の組織
裕福な家庭がある一方、毎日を生き抜くだけが人生の目的になっている家族もいる

これまでフランスのストや電車の遅れ、サービスの悪さなどに閉口していたものの、
おいしかったり、建物が素晴らしかったりとフランスのいい面を見る機会の方が多かった
でも暗くて危ない、どうにもならない面も抱えているこの国の現実

「この国は、日本に比べて個人の裁量によるところが多すぎるんだよ。誰にとっても自由なんだ。」
と最後見送りの警官にゆわれました

おいしいー♥素敵ー♥楽しいー♥
ってゆうキラキラばかりじゃない
闇の部分も抱え持つこの国で暮らすということ
どどんとショックだったけれど、こうやって深く考える機会が今の自分に必要だったのかもしれません
でもそれも命があってこそ!

ここでの生活もあっという間に折り返し地点
気を引き締めて、最後まで走りぬきたいとおもいます!

2011-02-08

パイナツプリン

金曜日のアトリエでデザートに選んだのはパイナップル
どら焼きを注文しようかとも思ったんだけれど、さっぱりと〆るのにはフルーツがいいだろうと
(もちろん予算の関係もありつつ)

勢いよく3つも買いこんだものの(とても重かった)、当日の準備中に、はたと気がつく
あれ、私パイナップル切ったことないや

想像より硬くて厚いちくちくする皮の部分と、やたら大きな葉の部分
缶詰のパインはまるくドーナツ型
つまり、真ん中は食べられないということか

そのとき、ぱっと、突然、鮮明に思い浮かんだシーン
映画「おもひでぽろぽろ」のパイナップルのシーン
お父さんがお土産に高級なパイナップルを買ってきて、お姉ちゃんが台所でそれを切るという

おしりと葉に近い両側を切り落とし
そのあと縦に半分に切る
それをさらに半分に
4分の一になった実の三角にとがった内側(つまり芯)を切り落とす
そして皮に沿って実を切り離し、舟の要領で皮を残す
1センチくらいずつ包丁を入れれば、ほら出来上がり

よかった、ほんとうに
もし思い出さなければ、きっとキウイのように切っていたとおもう
こんな風に、知っているようでいて実は知らないことってきっともっとたくさんあるんだろうなぁ

2011-02-05

L'atelier du Japon ~la 1ère session~

気がつけば2月
風がとても強く吹いています
これが春の嵐だといいのに

今日はフランスの企業へ向けて日本をアピールする企画、アトリエジャポンの第1回
この企画の狙いは、日本に関心をもってもらうこと、そして日本進出を促進すること

ただの講義だけだとつまらないから、アトリエもしちゃいましょう
それなら絶対に興味を持ってもらえるはず★
と、私が文化面でのアトリエ担当になったのです

第1回はお習字と巻き寿司のアトリエ

まずはお習字アトリエ
ひとりひとり参加者の名前のお手本を硬筆用、毛筆用に準備して、その書き順も別の色で書いて・・・
と、持ち枠の時間がかなり短かったので、準備万端でのぞみました
(みんな大人だけど)こどもたちと同じようにわくわく、フレッシュに挑戦してくれました
笑顔がたくさん咲いて、すごくいい雰囲気でした
ブラボー!



そしてカフェテリアへ移動して巻き寿司アトリエ
家で6合のすし飯を炊いてゆきましたぞ!
朝の6時から部屋中に立ち込めるお酢のいい香り
ごはんはやっぱり当日に炊いたものでなくちゃ、と
そしてすし飯を冷ましている間に卵焼きを何度も焼いて
卵焼きを冷ましている間にきゅうりをひたすら切って・・・

こんなに大量に作ったのはじめて!!

巻き簾を使う時間も場所もなくて、今回は手巻き
のりを切るところから具をはさむまで、工作のような手巻き寿司アトリエ
パリ事務所の黒井さんや、Forster先生にもお手伝いいただき、みんなうまいこと巻けてました★

「巻いた後、これどうするの?」
「もちろん食べます!ボナペティ!」
ってゆうとちょっとびっくりしながらも自作手巻きを頬張るおとなたち
そっか、手でものを食べる習慣がないのか!と後から気付く
・・・ブラボー!

そして引き続き、昼食タイム
パリのお惣菜やさんに注文して届けてもらったんですが。。。
このやりとりが本当にややこしくて大変でした
実のところこれが最大の懸案事項で、何度ため息をついたことか
出前が届かずみんなをがっかりさせちゃう夢までみるほど・・
でも無事届いて、いろんなひとに料理のチョイスも褒めてもらえて、結果オーライ!

上司のElodieも”大成功よ!”ってすごく喜んでて
講義や会議においては、どうやら盛り上がることが重要みたい
ま、うまくいってよかった

送迎と、準備・後片付を手伝ってくれた同僚SylvieにGrand Merci★です