はじめがあるように、ものごとには必ず終わりがあって
例にもれず、今日を限りにわたしの日本文化教師としての任務が終わりました

ぽっかりぽっかり、なんとも言い難いなにかの不在
不在による存在
でもこの9カ月を通して経験した出来事すべて、ぜんぶわたしの心に体につまってる
なくなったりはせず、次の一歩への道しるべとして
友人からの手紙の一文
『 きっとものすごい宝物が血液に入ったね 』
この言葉がぴったり、ほんとうに
終わってみて振り返ると、ただただ感謝感謝です
それしか言えません!
通常出会えないような大きな仕事をばんばん渡され
不安でストレスいっぱいになりつつ
意地と負けん気でなんとか乗り切り
でもその陰にはいつも同僚たちの助けが多々あり・・・
日本語の授業では
シロウトのわたしにも授業のコーナーを持たせていただいたり
別教室で1クラス担当したり
(何よりいつもおいしいお昼ごはんが一番の楽しみでした!)
小学校では
いつもものすごいパワーで真正面から向かい合ってくるこどもたち
時にふりまわされながら、でもそれぞれの感性のすばらしさにハッとさせられたり
屈託なくくっついてくる可愛さにきゅーんとしたり
書くときりがないほど、あふれんばかりの思い出が一気にどっと押し寄せます
なんて9カ月だったんだろ!
なんてぎゅっと濃縮した月日だったんだろ!
ぐしゅぐしゅとなってしまいそうになりながら、なんとか笑顔で別れました
私のSMDでの愛称は 〝fille souriante(晴れやかな女子)” だったので!
最後までそれにふさわしく
それにまた会える気がすごくするんです
まったく根拠はないけれど!
・・・とかいいつつこれを書きながら、ひとり部屋でぐすぐす
やっぱりさみしくてどうしようもなく切ないのでした

さて、明日から旅に出ます
切なさを肩にのせ、いざ北へ
お天気も上々の予報
Fille de soleil(晴れ女)でもあるんですよー!
今日まで、本当にありがとうございました
キチンとした総括は改めて書かせていただきます!
取り急ぎのご報告と、心からの感謝をこめて