2011-06-24

Salon du Bourget

第49回Salon du Bourgetにいってきました


我がSMDも力を入れているASTECHという航空産業部門の参加もあり、ブースも(合同で)かまえています
この金曜日から一般公開(それまでは企業のみ)ということで、運よく航空ショーも見れました☆
会場は飛行機マニアたちでいっぱい
そして、各エアラインや空軍なんかの制服を着たひとたちもいっぱい
制服がまたいちいちかわくて、ついつい写真をパシャリ


外ではいろんな飛行機や軍用機の飛行ショーを絶え間なくやっています
中でも軍用機の爆音とスピードは圧巻
バリバリと空を引き裂くような音とともに、旋回したりぐねぐねしたり、自由自在に飛び回ります
カメラがそのスピードに追いつきません
でもこんなのが上空を飛び交ったら、それこそ恐怖心で失神しそう
実際にはあまり使われないでほしいです

かと思えば、ゆるーり雄大に空を横切る旅客機
青い空に白い機体がとてもよく映える

そしてお待ちかね


みんな首をもたげて眺めていました


一糸乱れぬ団体飛行
すごい
シンクロナイズドスイミングのごとく、ぴたっとくっついて飛んでいきます

描く雲は、フランスを象徴するトリコロール
7月14日に先駆けて、いいものがみれました

一応SMDブースに立ち寄る、という名目で行ったんですが・・・
前日までに重要な商談などは終わっていたようで
結局終日ほとんど外にいて、
小さい一人用から、大きな旅客機、そして軍用機などをめいっぱい見学できました


Sylvieといい仕事だったねーって言いながら大満足で帰ってきたのでした

2011-06-22

Le Corbusierな旅 ③


朝、カーテンを開けるとうっすら晴れていました
やった!

朝食の開始ぎりぎりまでゆるゆると部屋で過ごし、食堂へ
パンにジャムやバターを好きに塗って朝ごはん

礼拝堂でミサを行なうとのことで、カトリックでもないけれど参加
修道士たちの輪唱のような聖書にそったふしぎな儀式

その後リズミカルな窓ガラスの写真を撮りながらうろうろ



そして地下部分のクリプト案内に参加
みんな何を祈るんだろう
私は何を祈ろうか


冷たくてまっすぐなコンクリートの壁
光が差すと、まったく変わる表情
これぞル・コルビュジェ氏の目指した世界なのでしょう

原っぱをぬけて、外観


うん、やっぱりここにある不思議


満喫でした
もっと歳を重ねて、おばあちゃんになったらまた来たいです

2011-06-18

Le Corbusierな旅 ②

さて、Firminyをあとにして目指すはLa Tourette
森の中にたたずむ修道院へ

もともとここに来たくて、この旅を提案したのでした
そしたらせっかくだからFirminyもと、どっぷりLe Corbusierな旅に

のどかな景色の中をひたすら登ってゆきます
犬にほえられたり
牛の群れに出会ったりしながら・・・


こんなコンクリートの塊が突然ででん、とあらわれます
着いたら電話してね、と言われていたので電話をかけると、修道士のムッシュが登場

夜はここに泊まるのです!


修道院ということで祈りをささげる場所のため、すべて一人部屋
ベッドと机と、そして小さなベランダも
素朴だけどパキっとした色の組み合わせがたまりません!

大きな食堂
夜ごはんも朝ごはんも、ここで食べます


全面に窓 大きいなぁ

夜はおしゃべりしたければこの食堂で
部屋では静かに過ごすように、とのこと

日が暮れるまで探検して、夜11時には夢の中

Le Corbusierな旅 ①

今日はもうひとつの旅のお話
建築家Le Corbusierさんを辿る旅に出ていました

通訳の大役を終えたその夜に、最終のTGVに飛び乗って~
遊びに来ていたのりげと一緒に行ってきました

わたくし、彼のたてものがたまらなく好きなのです!
これまでのフランス滞在中に巡ったのは
ロンシャン教会
サヴォワ邸
ユニテダビタシオン(マルセイユ)にて宿泊

白くてまっすぐでまるいロンシャン教会がいちばん好き
今回は、美食の街Lyonを拠点にFirminyとLa Touretteへ


言葉よりも写真でお楽しみください

これがFirminyのユニテダビタシオン


ガイドツアーを頼んだところ、わたしたちふたりきり!
ガイドさんはご朝から機嫌ななめなフランスマダム
祝日だから!?
でも質問にはきっちり答えてくれるプロフェッショナル

上階にある小学校(現在はセキュリティの関係上使われていません)
それはそれは幻想的な窓



よく晴れた日には、光と影がまるで音楽のようにリズムをつくりだすらしいです
が、この日はあいにくの曇り空
ざんねーん!


そして彼の死後だいぶたって完成したサンピエール教会
いたってモダンですが、彼の遺志がしっかり息づいています


そして空間が心地よくついうとうと・・・


(ここで四次元のうたの一部が生まれました:余談)
ね、宇宙っぽい内部
まるで満点の星空


ここFirminyでは嬉しいハプニングもありました
偶然ユニテの下で出会ったムッシュが、なんとお部屋に招待してくれるという・・・
「よかったらあとで家においでよ。見学してったら?」

こうゆう出会いがけっこうよくあるフランス
はじめてのフランス旅で出会ったDominiqueともこんなかんじでした
そして今でも交流があるのです
ビバ、フランス!

お部屋にお邪魔し、ちゃっかりレモネードまでご馳走になっちまいました
図々しさもフランス人ぽく板についてきたな 笑
いいひとでした
ありがとう

そしてここにはスタジアムもあるんです
いいなー野外コンサートとか観にきたいなぁ



長くなりそうなので、続きは次号!

2011-06-15

甘いしあわせブルターニュ

今月はすでに2度も旅行に出かけております
なぜなら、祝日が2度もあったから!

そんなわけで先週末はブルターニュに行っていました
正しくは、Sylvieの地元に連れてってもらってました


彼女の地元の友人たちに会い、友人のパン屋さんで2日にわたってプチ修業(という名のお邪魔)をし、
アンリ・ル・ルーさんのカラメルを求めてはるばるドライブ、夜はお寿司パーティー・・・etc

美味しいものと自然と笑いにあふれた旅
そしてまた友人たちのクールなこと
(この場合のクールは、かなり素敵ってことです)

それにしても、ブルトン(ブルターニュのひと)のしゃべり声のでかさにびっくり
全員地声が大きいうえにみんな一斉に話し出すもんだから、そのボリュームったらもう!笑


中でも印象深かったパン屋でのプチ修業
前日の仕込み、そして翌日朝5時半起床でバゲットに切れ目を入れる作業⇒焼く⇒配達
どの工程も、みているだけなら簡単そうなのに、いざやらせてもらうと足手まといもいいところ
しかも焼けたそばからあったかいクロワッサンを頬ばる私たち
みんな目が♥♥になってたよ・・・笑

これが作らせてもらったケーキ


フレジエといういちごと生クリームのケーキです
ちゃっかり自分の名前をまんなかにででーんと落書き
味がおいしかったことは言うまでもなく

仕事でも遊びでも、楽しい思い出がどんどん増えていきます
ほんとに離れがたいなぁと小さくため息をついては、いかんいかんまだ感傷的になるには早いわ!
と、ぐっと気合いをいれる日々なのであります

2011-06-06

大役を終えて

今、こんな気分です



「ふ~~~~~~よかったよかった、無事に終わって」


不安で不安で仕方なかった通訳の仕事を無事終えました!
なんて晴れやかな気分

それは2週間ほど前のこと
日本企業のヨーロッパ支店開所にあたり、そのオープニングセレモニーでの通訳の仕事が舞い込んできました
当日の式参加者は約30名
スピーチを含むすべての日仏通訳
私に務まるんだろうか、そんな大役・・・!?

でもいったん引き受けた以上、私にできることは最善をつくすのみ
次から次へ湧いてくる不安要素を消すべく、さんざん準備しまくっていきました(笑

当日はお天気にも恵まれとても気持ちのよい日
オープニングセレモニー・記念植樹・ヨーロッパ支店の見学・昼食会とプログラムを順調にこなし
最後は馬車にゆられフォンテーヌブロー城の周りを散策
お城は外から眺めるのが一番♪かもしれません



社長さんをはじめ、社員の皆さん温かみのある方たちばかりでした
そして当日、楽しんでこの任務を遂行できたことが何より嬉しかったです
逃げずに引き受けてよかった

はァーーーでも緊張した!