2010-12-23

ドヌーヴ

雪の夜は部屋で映画に限る
『Les parapluies de cherbourg』
邦題はシェルブールの雨傘

ジャック・ドゥミ監督×カトリーヌ・ドヌーヴ
このコンビだと私は『Peau d'âne』(ロバと王女)が一番好き
作品の世界観が原作のファンタスティックさをそのままに表現しているから!
ドヌーヴの美しさも衣装によってさらに際立っています
王女のドレスを纏うとほんとにお人形さんみたいー!
ただただドヌーヴ見たさに、留学時何度も借りてみた映画

シェルブールの雨傘は切ないけれど、生き抜くパワーを感じる
兵役にいってしまった恋人との間に妊娠がわかり、母親に反対されるも健気に待ちつづける
も、経済的に厳しい母子家庭の状況をくみ、妊娠の事実も受け入れ求婚してくれたお金持ちのムッシュに嫁ぐ
恋人も兵役から戻り、悲しい事実を受け入れて別の女性と結婚、幸せな家庭を築きます

きっぱりとかどうかはわからないけれど、過去と決別し、後ろを振り向かない潔さ
とても切ないながら、生き抜く強さ・前向きさを感じずにはいられない


ドヌーヴ関連でもう1本
ちょっと前に映画館でみたフランソワ・オゾン監督『Potiche』

あんなに細かわいかったドヌーヴがーー!!!
きちんとした服の着こなしはさすが、オーラがあり素敵です★
が、最初のシーンがジャージでのジョギングで、これがなんてゆうかとってもオバサマ
背中のお肉も目立つし、やはり年月にはドヌーヴでさえ勝てないのか
でもジャージ姿もなんだかんだかわいらしくて上品
着こなしてないのがいいんですね、きっと
コメディベースでとても楽しく、前向きでマイペースな映画
60年代、70年代の服装や家の様子も素敵でした

日本でも年明け公開されるみたいです
邦題:しあわせの雨傘
これって、シェルブールの雨傘を意識してのタイトルに違いない・・・

2 件のコメント:

  1. 私もPeau d'âne、好きです!!!
    衣装もデコも…でも、なにより私デルフィーヌ・セイリグが大好きで。
    若かりしドヌーブももちろん素敵ですが、可憐かつ妖艶なデルフィーヌにはくらくらしちゃいます。

    …と、いきなりこんなとこに書き込みましたが…笑
    無事帰国致しました!ほんと、楽しい夜を有難うございました☆
    ではでは、またコメントさせていただきます!

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  2. やよいさん
    もうほんとにあの夜はありがとう!
    ここ最近で一番おもろかった日でした★

    あら、デルフィーヌ派ですかー笑
    確かにあれは艶めかしすぎる!

    あの夜のこと、UPしようとおもってるんですが、ちょっと大事件が起きてしまい、てんてこまいな最近なのでした。落ち着いたらきっとUPしまする。

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